図書館巡りツアー 〜2日目 守山市立図書館〜

おしゃれ図書館ツアー2日目!!

ということでやってきました。今回は前回に引き続きおしゃれな図書館を紹介していきます。

今回の舞台は滋賀県の守山市立図書館です。

それでは早速いきましょ〜

守山市立図書館

どこにある?

 

ファサード

守山市民図書館は滋賀県守山市に建設されました。

敷地についてですが、小川の小道に沿うようにこちらの建築は存在しております。

丁度大通りと小道が交じわっているような位置に存在し、

自然と人工物を上手に繋げてくれているかのようです。

上から見てみるとこんな感じ↓↓↓↓↓


自然と人工物を繋げるといった意味では建築そのものに通ずるところがありますよね。

木のスリットを無数に扱うことで建物(人工物)が森(自然)に囲まれている、

あるいは建物の中=森の中と思わせるような外観です。

なんかこんな感じの建物と自然の調和って見覚えあるような、、、

そうです。

新・国立競技場を彷彿されませんか?

出典 nippon.com

誰の設計?

それもそのはず。

作者が同じですもん笑

守山市立図書館も新・国立競技場も日本が誇る

巨匠建築家、隈研吾さんの作品となります。

隈研吾

初期はドーリック南青山ビルM2ビルなどポストモダニズムに一部脱構築主義要素を加えた建物を発表していたが、高知県高岡郡檮原町の「ゆすはら座」存続への関わりをきっかけとして木材などの自然素材を生かした建築や、縦格子を多用したデザインが特徴的な作品を多く手がけるようになる。

木材を多用するようになったのは、阪神大震災(1995年)と東日本大震災(2011年)を見て、コンクリートなどの人工物で自然に立ち向かおうとする20世紀の思想が破綻したと感じたためであると回顧している。森林を手入れして生み出す木材は、人間と地球をつなぎ合わせる存在と位置付けている。また大型の公共建築物が「税金の無駄遣い」「環境破壊」と批判されるようになった時代に育ったうえ、経済成長の鈍化と高齢化が進んでいる日本の現状を見据え、周囲に調和した「負ける建築」や、「コンクリートと鉄の時代」を「木の時代」に変えることを志向している

近年[いつ?]は活躍の場を海外にも広げ、国際コンペでの受賞も着実に増やしており、世界的に注目される日本人建築家の一人として認識されつつある。また、設計のほか、ホテルマンションの監修、室内演出や家具食器スニーカーなどのデザイン、ジャケット(企業との共同作成)も手掛ける。

出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%88%E7%A0%94%E5%90%BE

建築界にいる人間であればその名を知らない人はいない隈研吾さん。

新・国立競技場を担当したことで一般の方々の認知度もかなり上がったことでしょう。

そんな巨匠の建築を今回も無料で見ることも入ることもできます。

ほんと、図書館って建築好きにはうれしい施設ですよね。

どんな建築?

場所、建築家も紹介したところで、

いよいよ守山市立図書館がどんな建築なのか迫っていきたいと思います!

特徴① 木を活かした装飾

 

先に記したように外装は木で囲まれたような装飾が施されています。

同じく内装にもふんだんに木が使われています。

構造が木造というわけではありませんが、仕上げ材となっている木のルーバー、スリットなどは

シート材などではなく、木(杉?)無垢材が使用されていました。

一般的な図書館であると無機質な空間となりがちですが、

窓から望む緑も相まって暖かみのある空間を演出してくれています。

目にも優しいでしょうからヒーリング効果も期待できそうですよね。

特徴② ゾーニング

こちらの建築は大きく下記のような三つのゾーンで構成されています。

「本の森」

絵本コーナー

学習コーナー

2F 書架

 

主に図書館の役割を担っている部分です。

本棚や腰を落ち着ける場所は全体的に余裕を持って配置されている印象でした。

また、絵本のコーナーや学習スペース、新聞・雑誌コーナーなど

明確に壁で空間が分かれている訳ではなく

一つの空間として、「道」としての空間が演出されている様でした。

吹き抜け部分が大きく、1階と2階も連続空間的に連続性があります。

室内空間全体が木で囲まれたトンネルの中にいるみたいです。

「つながる森」

主に市民の文化活動の場として使われております。

「多目的室」「スタジオ」「活動室」から構成されており、

市民の活動を中心に使用されておりますが、

なんと市外の人々も借りることは可能な様です。

詳しくは↓↓↓をチェックして下さい。

守山市立図書館 施設使用申込について

「こもれび広場」

こもれび広場

カフェ・直売スペース

こちらにはギャラリーやカフェなどがあり、主に市民の交流の場として使われています。

また、私が伺った時には野菜の直売なんかもしておりました。

こちらも市民の交流の一旦を担っている様です。

カフェスペース Cafe-gankodo

出典 https://ja-jp.facebook.com/cafeGankodo/

カフェスペースではコーヒーと一緒にスイーツのご用意もある様です。

ロールケーキを中心に美味しそうなケーキが並んでいます。

しかもお値が割とリーズナブル!!

図書館で勉強した時の休憩などにも嬉しいですね!!

さらに、こちらで購入したコーヒーは図書館内持ち込み可能な様です!!

めちゃくちゃ大きいブックカフェの様にも使えますね!

カフェガンコドウ

営業時間 10:00~18:00(L.O.17:30)

日曜営業

定休日 月曜日 ※守山市立図書館に準ずる

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事のまとめ

まとめ

・森の中を歩いているかの様に感じられる建築!

・建築界の巨匠 隈研吾さんによる作品!

・市民の交流の場としても活躍している!

・カフェスペース有りでスイーツなども楽しめる!

 

あの「新国立競技場」を設計した隈研吾さんの作品です。

図書館という身近なもので是非、建築というものを堪能してみて下さい!!

アクセス

所在地:〒524-0022 滋賀県守山市守山5丁目3−17

JR東海道本線「守山」駅で下車。京都駅から新快速で26分

駅から徒歩(県道156号線経由)約20分

駅からバス約6分

一部引用 https://moriyama-city-lib.jp/access/

 

 

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